2012年3月20日火曜日

孔明、五丈原に死す

やっと三国志の長いドラマを見終えた。
DVD48巻、全95話にわたる長い長いドラマだったが、終わってみればそれほどにも感じない。
最終巻は孔明が五丈原に死して、司馬懿がやがて魏の実権を握ることになるというもの。
司馬懿が孔明の死後、木造に騙されて撤退したことから、「死せる孔明、生ける仲達(司馬懿の字)を走らす」の言葉が生まれた。
全体に大変面白いドラマだった。
一息つくとしよう。

2012年3月10日土曜日

珍名印鑑

先日の日経文化欄(3月6日付け)に「珍名印鑑10万種」と題する記事が載っていました。
千葉市の印章店さんだが、珍しい名字の研究が昂じて店には10万種の印鑑の在庫があるそうだ。
しかし、そのため殆どが売れない不良在庫になっているとのこと。
珍名というのが何を指すのか難しいが、通常5千種で人口の8割にあたるそうで、それ以外が珍名さんと言えるそうである。

具体例としては、
「四月朔日」 →「わたぬき」さん
「父母」 →「ふも・ふぼ・たらち(ね)」さん
「蘭」 →「あららぎ」さん

特に読めない例としては、
「一」 →「にのまえ」さん…一はニの前にあるから。
※「一一」さんは「にのまえはじめ」さんと読み、そういう姓名が現にあるそうだ。
「九」 →「いちじく」さん…「1文字のく」だから。
「十」 →「つなし」さん…ひとつ、ふたつ、と数えていくと「つ」がつかないのは十だから。
などが紹介されていた。
何という恐るべき(実はあきれるような)いわれの名字であろうか。

ちなみに「日本苗字大辞典」には約29万の名字が収録されているとのこと。とすると、このお店にはその約3分の1が揃っていることになる。
いやはや、驚くべき人がいるものである。

2012年3月4日日曜日

【三国志】伏竜鳳雛

更新の間が空いてしまいました。
多忙ではあったけど三国志DVDはビール片手に少しずつ見ていました。
今日は諸葛亮と龐統を軍師に得た劉備が蜀を手に入れるべく進軍して、龐統が命を落としたあたりを見ました。
この二人の軍師が「伏竜鳳雛」と呼ばれるその人たちです。

「伏竜鳳雛」(ふくりゅうほうすう)
[意味]才能がありながら、機会に恵まれず、実力を発揮できないでいる者のたとえ。また、将来が期待される有望な若者のたとえ。
※「伏竜」は隠れている、想像上の動物の竜。「鳳雛」は鳳凰という想像上の鳥の雛(ひな)。「竜」も「鳳」も霊獣で、すぐれた人物のたとえ。
中国三国時代、人を探していた蜀の劉備に、司馬徽(しばき)が伏竜と鳳雛がおりますと進言したことによる。「伏竜」は諸葛亮(しょかつりょう)を、「鳳雛」は龐統(ほうとう)をたとえたもの。「伏竜」は「ふくりょう」とも読む。

(参考)学研四字熟語辞典