昨日に続いて今日も言葉探しをしてみました。題材は「臓腑」関係です。
よく知っている言葉が多いです。意味は広辞苑を主としました。
【断腸】 はらわたを断ち切ること。はらわたがちぎれるほど、悲しくつらいこと。「―の思い」
[補説]中国、晋の武将、桓温が三峡を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が百里あまり岸伝いについてきて、やっと船に飛び移り、そのまま息絶えた。その腹をさくと腸はみなずたずたに断ち切れていたという「世説新語」黜免(ちゅつめん)の故事による。(大辞泉)
⇒悲しい物語ですな。真実は別にして・・・。我々は背景のこういう物語を忘れて(あるいは気に留めないで)言葉を使っているということですね。
【臥薪嘗胆】 (春秋時代、呉王夫差(ふさ)が越王勾践(こうせん)を討って父の仇を報じようと志し、常に薪の中に臥して身を苦しめ、また、勾践が呉を討って会稽(かいけい)の恥をすすごうと期し、にがい胆を時々なめて報復を忘れまいとした故事から) 仇をはらそうと長い間苦心・苦労を重ねること。転じて、将来の成功を期して長い間辛苦艱難すること。
⇒これは超有名な言葉ですが、物語まで説明できるかというと難しいでしょう。
【病膏肓(こうこう)に入(い)る】 [左伝成公十年](病が重くなった晋の景公の夢に、二人の子どもとなった病魔が名医の来ることを知って、肓の上、膏の下に隠れたという故事から)
①不治の病にかかる。また、病気が重くなってなおる見込みが立たないようになる。
②転じて、悪癖や弊害などが手のつけられないほどになる。また、物事に熱中してどうしようもないほどの状態になる。
⇒「膏肓」は「(「膏」は心臓の下の部分、「肓」は横隔膜の上の部分。コウモウは誤読) 病気がそこに入ると、容易になおらないという部分。」だそうです。
また、二人の子どもとなった病魔は「二豎(にじゅ)」と言い、「(「豎」は子ども。病んだ晋の景公が、病魔が二人の子どもになり、良医をおそれて肓(こう)の上、膏(こう)の下に隠れた夢をみた故事による) 病魔。転じて、病気。」の意。
【夢は五臓の疲れ】 夢を見るのは、五臓の疲労による。多く夢見の悪い時のなぐさめ、とりなしに言う。
⇒「心(しん)の疲れ(=煩い)」ともいう。五臓は「心・肝・脾(ひ)・肺・腎(じん)の五つの内臓。」のこと。悪い夢を見たときに使える言葉だな。
本日はここまで。いい夢を見よう。
漢字・日本語に関心を持つ者の同好会です。新潟を中心拠点に活動しています。 活動は学習会と機関紙の発行などです。 H10年に結成して15年が過ぎました。漢検1級者が増えて大勢います。 同好会のモットーは「漢字を楽しむ」・「日本語を楽しむ」・「人生を楽しむ」ついでに「漢検1級も取るか」。酒を飲むばかりが能じゃない! そんな当同好会の公式&推薦ブログです。
2011年6月7日火曜日
【言葉探し】全身
全身にまつわる言葉のなかから謂れのあるものを探してみました。意味は広辞苑です。
【怨み骨髄に徹す】 [史記秦紀「繆公之怨此三人入於骨髄」]うらみが骨のしんまでしみわたる。心の底から深く人をうらむこと。
【換骨奪胎】 [冷斎夜話](骨を取り換え、胎を取って使う意) 詩文を作る際に、古人の作品の趣意は変えず語句だけを換え、または古人の作品の趣意に沿いながら新しいものを加えて表現すること。俗に、「焼き直し」の意に誤用。
【切歯扼腕】 [史記張儀伝]歯ぎしりをし、自分の腕をにぎりしめること。感情を抑えきれずに甚だしく憤り残念がること。
【咽(のど)を搤(やく)して背を拊(う)つ】 [史記劉敬伝]前から喉をしめ後ろから背をうつように、両面から急所を攻撃して避ける道がないようにする。
【髀肉の嘆】 [三国志蜀志](蜀の劉備が、馬に乗って戦場に赴くことのない日がつづき、ももの肉が肥え太ったのをなげいた故事から) 功名を立てたり力量を発揮したりする機会にめぐまれない無念さをいう。「―をかこつ」
⇒いずれも譬え方がスゴイというかオーバーというか、さすが中国です。(?)
【怨み骨髄に徹す】 [史記秦紀「繆公之怨此三人入於骨髄」]うらみが骨のしんまでしみわたる。心の底から深く人をうらむこと。
【換骨奪胎】 [冷斎夜話](骨を取り換え、胎を取って使う意) 詩文を作る際に、古人の作品の趣意は変えず語句だけを換え、または古人の作品の趣意に沿いながら新しいものを加えて表現すること。俗に、「焼き直し」の意に誤用。
【切歯扼腕】 [史記張儀伝]歯ぎしりをし、自分の腕をにぎりしめること。感情を抑えきれずに甚だしく憤り残念がること。
【咽(のど)を搤(やく)して背を拊(う)つ】 [史記劉敬伝]前から喉をしめ後ろから背をうつように、両面から急所を攻撃して避ける道がないようにする。
【髀肉の嘆】 [三国志蜀志](蜀の劉備が、馬に乗って戦場に赴くことのない日がつづき、ももの肉が肥え太ったのをなげいた故事から) 功名を立てたり力量を発揮したりする機会にめぐまれない無念さをいう。「―をかこつ」
⇒いずれも譬え方がスゴイというかオーバーというか、さすが中国です。(?)
2011年5月22日日曜日
【言葉探し】雨 (続き)
昨日から断続的に降っているこの雨は何と表現するんだろうか。霖雨ほど何日も降っていないし、甚雨ほど激しくもなし、煙雨のようにけむるような雨でもない。時雨は晩秋から初冬にかけての雨だし、なんと!雨を表わす言葉はたくさんあるのに適切な言葉を選べないでいるのがなんとも歯がゆい。普通の雨ということにしておこう。
【小糠雨】(こぬかあめ) こまかい雨。ぬかあめ。
【篠突く雨】(しのつくあめ) 篠をたばねて突きおろすようにはげしく降る雨。
【繁吹雨】(しぶきあめ) しぶきになって降る雨。
【漫ろ雨】(そぞろあめ) 思いがけなくも降る雨。
【横時雨】(よこしぐれ) 横から吹きつける時雨。
【寒の雨】(かんのあめ) 寒中に降る冷たい雨。
【寒九の雨】(かんくのあめ) 寒九の日に降る雨。豊年の兆しという。
【五月雨】(さみだれ) (サはサツキ(五月)のサに同じ、ミダレは水垂(みだれ)の意という) 陰暦5月頃に降る長雨。また、その時期。つゆ。梅雨。さつきあめ。
【虎が雨】(とらがあめ) 陰暦5月28日に降る雨。この日、曾我十郎が死に、それを悲しんだ愛人の遊女虎御前の涙が雨となって降ると伝える。虎が涙。曾我の雨。
【菜種梅雨】(なたねづゆ) 3月下旬から4月にかけて、菜の花が盛りの頃に降り続く雨。
【春時雨】(はるしぐれ) 春の、急にぱらぱらと降ってはやむ、にわか雨。
【片時雨】(かたしぐれ) 一方では時雨が降り、一方では晴れていること。
【小夜時雨】(さよしぐれ) 夜降るしぐれ。
【叢時雨・村時雨】(むらしぐれ) 一しきり強く降って通り過ぎる雨。
【雨催い】(あまもよい) 今にも雨の降り出しそうな空のけしき。雨模様。
少し長い言葉としては、
【車軸を流す、車軸を下(くだ)す】 雨が車軸のような太い雨足で降ること。大雨の形容。「車軸を降らす」とも。
【卯の花腐し】(うのはなくたし) (クタシは、グタシ、クダシとも。卯の花を腐らす意) さみだれの異称。
【狐の嫁入り】 日が照っているのに雨の降る天気。
【七つ下がりの雨】 夕暮の七つ時を過ぎた頃、すなわち今の午後4時すぎに降り出す雨。「―の雨」
【遣らずの雨】(やらずのあめ) 人を帰さないためであるかのように降ってくる雨。
⇒「繁吹雨」は読めますか?(私は読めませんでした。) 「雨催い」は漢検向きの言葉だがいい言葉ですね。「遣らずの雨」は歌にも使われるムードのある言葉。
「狐の嫁入り」は「狐に化かされていると錯覚して、このような呼び方が生まれたと思われる(日本大百科全書)」という。
「虎が雨」のいわれが面白い。日本国語大辞典では、「陰暦五月二八日に降る雨。建久四年(一一九三)五月二八日、源頼朝が富士の裾野で狩りを行なった時、曾我兄弟が仇敵工藤祐経を討って父の仇(あだ)を報じたが、兄十郎祐成は討死する。その祐成の愛人、遊女虎御前がこれを悲しんで泣く涙が雨になって降ると伝えられる。虎が涙雨。虎が涙。《季・夏》」と解説している。旧暦の5月28日は今年は6月29日に当たるが、使用が狭いためこの言葉は今後も歴史を生き抜いていけるのだろうか。雨の項目はこれで一区切りです。
【小糠雨】(こぬかあめ) こまかい雨。ぬかあめ。
【篠突く雨】(しのつくあめ) 篠をたばねて突きおろすようにはげしく降る雨。
【繁吹雨】(しぶきあめ) しぶきになって降る雨。
【漫ろ雨】(そぞろあめ) 思いがけなくも降る雨。
【横時雨】(よこしぐれ) 横から吹きつける時雨。
【寒の雨】(かんのあめ) 寒中に降る冷たい雨。
【寒九の雨】(かんくのあめ) 寒九の日に降る雨。豊年の兆しという。
【五月雨】(さみだれ) (サはサツキ(五月)のサに同じ、ミダレは水垂(みだれ)の意という) 陰暦5月頃に降る長雨。また、その時期。つゆ。梅雨。さつきあめ。
【虎が雨】(とらがあめ) 陰暦5月28日に降る雨。この日、曾我十郎が死に、それを悲しんだ愛人の遊女虎御前の涙が雨となって降ると伝える。虎が涙。曾我の雨。
【菜種梅雨】(なたねづゆ) 3月下旬から4月にかけて、菜の花が盛りの頃に降り続く雨。
【春時雨】(はるしぐれ) 春の、急にぱらぱらと降ってはやむ、にわか雨。
【片時雨】(かたしぐれ) 一方では時雨が降り、一方では晴れていること。
【小夜時雨】(さよしぐれ) 夜降るしぐれ。
【叢時雨・村時雨】(むらしぐれ) 一しきり強く降って通り過ぎる雨。
【雨催い】(あまもよい) 今にも雨の降り出しそうな空のけしき。雨模様。
少し長い言葉としては、
【車軸を流す、車軸を下(くだ)す】 雨が車軸のような太い雨足で降ること。大雨の形容。「車軸を降らす」とも。
【卯の花腐し】(うのはなくたし) (クタシは、グタシ、クダシとも。卯の花を腐らす意) さみだれの異称。
【狐の嫁入り】 日が照っているのに雨の降る天気。
【七つ下がりの雨】 夕暮の七つ時を過ぎた頃、すなわち今の午後4時すぎに降り出す雨。「―の雨」
【遣らずの雨】(やらずのあめ) 人を帰さないためであるかのように降ってくる雨。
⇒「繁吹雨」は読めますか?(私は読めませんでした。) 「雨催い」は漢検向きの言葉だがいい言葉ですね。「遣らずの雨」は歌にも使われるムードのある言葉。
「狐の嫁入り」は「狐に化かされていると錯覚して、このような呼び方が生まれたと思われる(日本大百科全書)」という。
「虎が雨」のいわれが面白い。日本国語大辞典では、「陰暦五月二八日に降る雨。建久四年(一一九三)五月二八日、源頼朝が富士の裾野で狩りを行なった時、曾我兄弟が仇敵工藤祐経を討って父の仇(あだ)を報じたが、兄十郎祐成は討死する。その祐成の愛人、遊女虎御前がこれを悲しんで泣く涙が雨になって降ると伝えられる。虎が涙雨。虎が涙。《季・夏》」と解説している。旧暦の5月28日は今年は6月29日に当たるが、使用が狭いためこの言葉は今後も歴史を生き抜いていけるのだろうか。雨の項目はこれで一区切りです。
2011年5月21日土曜日
【言葉探し】雨
まだ5月だというのに天気図は7月と同じだそうだ。暑くなって来ました。
「大活字 気のきいた言葉さがし辞典」(三省堂)から、今回は「雨」の項目から目にとまった言葉を拾ってみました。意味は広辞苑からです。
まず一字言葉から、
【潦】(にわたずみ) (ニハは俄か、タヅは夕立のタチ、ミは水の意というが、平安時代には「庭只海」と理解されていたらしい) 雨が降って地上にたまり流れる水。行潦。
次は二字熟語から、
【煙雨】(えんう) けむるように降る雨。細雨。きりさめ。
【甚雨】(じんう) 激しく降る雨。大雨。
【穀雨】(こくう) (春雨が降って百穀を潤す意) 二十四節気の一。
【桜雨】(さくらあめ) 桜の花の咲く頃の雨。
【時雨】(しぐれ) (「過ぐる」から出た語で、通り雨の意) 秋の末から冬の初め頃に、降ったりやんだりする雨。
【秋霖】(しゅうりん) 秋のながあめ。
【雨間】(あまあい) 雨の降りやんでいるあいだ。
【驟雨】(しゅうう) 急に降り出し、間もなく止んでしまう雨。にわかあめ。
【涙雨】(なみだあめ) ほんの少し降る雨。
【白雨】(はくう) ゆうだち。にわかあめ。
【叢雨・村雨】(むらさめ) (群になって降る雨の意) 一しきり強く降って来る雨。にわか雨。驟雨。白雨。繁雨(しばあめ)。
【霖雨】(りんう) 幾日も降りつづく雨。ながあめ。淫雨。
【雨脚・雨足】(あまあし) (「雨脚うきやく」の訓読) 長くすじをひいて地に落ちる雨。
【甘雨】(かんう) 草木をうるおし育てる雨。慈雨。
【喜雨】(きう) 旱魃(かんばつ)がつづいた後に降る雨。慈雨。
【慈雨】(じう) ほどよく物をうるおし育てる雨。ひでりつづきのあとの雨。甘雨。
【氷雨】(ひさめ) 雹(ひよう)。霰(あられ)。みぞれ。また、みぞれに近い、きわめてつめたい雨。
⇒その他三字熟語などについては次回に。それにしても雨に関する言葉は数多いと改めて感じました。「潦」や「驟雨」は漢検向きの言葉だね。涙雨は悲しい感情とは関係ないのか・・・。これらの二字熟語の意味の違いを説明できるようになろう!
「大活字 気のきいた言葉さがし辞典」(三省堂)から、今回は「雨」の項目から目にとまった言葉を拾ってみました。意味は広辞苑からです。
まず一字言葉から、
【潦】(にわたずみ) (ニハは俄か、タヅは夕立のタチ、ミは水の意というが、平安時代には「庭只海」と理解されていたらしい) 雨が降って地上にたまり流れる水。行潦。
次は二字熟語から、
【煙雨】(えんう) けむるように降る雨。細雨。きりさめ。
【甚雨】(じんう) 激しく降る雨。大雨。
【穀雨】(こくう) (春雨が降って百穀を潤す意) 二十四節気の一。
【桜雨】(さくらあめ) 桜の花の咲く頃の雨。
【時雨】(しぐれ) (「過ぐる」から出た語で、通り雨の意) 秋の末から冬の初め頃に、降ったりやんだりする雨。
【秋霖】(しゅうりん) 秋のながあめ。
【雨間】(あまあい) 雨の降りやんでいるあいだ。
【驟雨】(しゅうう) 急に降り出し、間もなく止んでしまう雨。にわかあめ。
【涙雨】(なみだあめ) ほんの少し降る雨。
【白雨】(はくう) ゆうだち。にわかあめ。
【叢雨・村雨】(むらさめ) (群になって降る雨の意) 一しきり強く降って来る雨。にわか雨。驟雨。白雨。繁雨(しばあめ)。
【霖雨】(りんう) 幾日も降りつづく雨。ながあめ。淫雨。
【雨脚・雨足】(あまあし) (「雨脚うきやく」の訓読) 長くすじをひいて地に落ちる雨。
【甘雨】(かんう) 草木をうるおし育てる雨。慈雨。
【喜雨】(きう) 旱魃(かんばつ)がつづいた後に降る雨。慈雨。
【慈雨】(じう) ほどよく物をうるおし育てる雨。ひでりつづきのあとの雨。甘雨。
【氷雨】(ひさめ) 雹(ひよう)。霰(あられ)。みぞれ。また、みぞれに近い、きわめてつめたい雨。
⇒その他三字熟語などについては次回に。それにしても雨に関する言葉は数多いと改めて感じました。「潦」や「驟雨」は漢検向きの言葉だね。涙雨は悲しい感情とは関係ないのか・・・。これらの二字熟語の意味の違いを説明できるようになろう!
2011年5月16日月曜日
【言葉探し】朝夕
昔買った「大活字 気のきいた言葉さがし辞典」(三省堂)をめくっていると、なかなか面白い表現を見つけて楽しい。今回は「朝夕」の項目のところからいくつか紹介します。
【朝月夜】(あさづくよ)月の残っている明け方。
⇒「づくよ」の読み方が面白い。
【朝朗け】(あさぼらけ) 朝がほんのりと明けてくる頃。あけぼの。しののめ。
⇒「ぼらけ」を漢字で書けるかな?
【朝未だき】(あさまだき) 夜の明けきる前。
⇒聞いたことのないことばだ。
【彼は誰時】(かはたれどき) 夜明けの薄暗い時。
⇒黄昏(たそがれ)と親類か?
【白白明け】(しらしらあけ) 〕(「しらじらあけ」とも)夜がしだいに明けて、あたりが明るくなっていくころ。
【仄仄明け】(ほのぼのあけ) 夜がほのぼのと明けること。
⇒この2つは長い表現が面白い。
【逢魔が時】(おうまがとき) 薄暗い夕方。※オオマガトキ(大禍時)の転。禍いの起る時刻の意。
⇒いわれが面白いね。
【暮れ初む】(くれそむ) 暮れはじめる。
⇒あまり聞かない表現だ。
【暮れ泥む】(くれなずむ) 日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる。
⇒確か武田鉄也の「送る言葉」に出てきた。
【火点し頃】(ひともしごろ) あかりをともす、夕暮れごろ。
⇒昔、「―歩く銀座~♪」っていう歌が流行った。
【朝(あした)に夕べを謀らず】 今は朝だが、夕刻のことは考えない。事情が切迫していて、先のことまで考える余裕がないこと。将来を考慮しないこと。
⇒これは使いたい言葉だな。
日本語は実に豊かだ!
【朝月夜】(あさづくよ)月の残っている明け方。
⇒「づくよ」の読み方が面白い。
【朝朗け】(あさぼらけ) 朝がほんのりと明けてくる頃。あけぼの。しののめ。
⇒「ぼらけ」を漢字で書けるかな?
【朝未だき】(あさまだき) 夜の明けきる前。
⇒聞いたことのないことばだ。
【彼は誰時】(かはたれどき) 夜明けの薄暗い時。
⇒黄昏(たそがれ)と親類か?
【白白明け】(しらしらあけ) 〕(「しらじらあけ」とも)夜がしだいに明けて、あたりが明るくなっていくころ。
【仄仄明け】(ほのぼのあけ) 夜がほのぼのと明けること。
⇒この2つは長い表現が面白い。
【逢魔が時】(おうまがとき) 薄暗い夕方。※オオマガトキ(大禍時)の転。禍いの起る時刻の意。
⇒いわれが面白いね。
【暮れ初む】(くれそむ) 暮れはじめる。
⇒あまり聞かない表現だ。
【暮れ泥む】(くれなずむ) 日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる。
⇒確か武田鉄也の「送る言葉」に出てきた。
【火点し頃】(ひともしごろ) あかりをともす、夕暮れごろ。
⇒昔、「―歩く銀座~♪」っていう歌が流行った。
【朝(あした)に夕べを謀らず】 今は朝だが、夕刻のことは考えない。事情が切迫していて、先のことまで考える余裕がないこと。将来を考慮しないこと。
⇒これは使いたい言葉だな。
日本語は実に豊かだ!
登録:
投稿 (Atom)