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2016年1月9日土曜日

2016年申年、謹賀新年

▶︎明けましておめでとうござる。今年は申年でござる。
反省だけなら猿でも出来る、と言われないよう、今年は良い年にするでござるよ。オー‼︎

2016年新たな年を迎え、ちとマンネリ化した同好会活動も「何かセネガル」(ただのダジャレです)なんである。
平安末期の歌集で「梁塵秘抄」という書物があり、その中に有名な歌がある。
それが上の写真である。勝手訳をしてみた。
「(この世は辛いことや苦しいことが多いが、本当は)遊ぶために生まれてきたのだろうか、戯れるために生まれてきたのだろうか。
(無邪気に遊ぶ)子供の声を聞いていると、(自分も童心に帰って)思わず体が動いてしまうよ。」
この歌のように各人いろんな思いを抱えていても、楽しみながら同好会の活動をしていければよいと願っています。

2014年8月5日火曜日

長岡の研修旅行

7月27日長岡の街歩きがありましたが、私は残念ながら欠席でした。
36度の猛暑の中、参加された会員のかたはご苦労様でした。
次回は是非都合をつけて参加したいと思います。

2014年3月2日日曜日

長い冬眠でした

ホントにホントに久しぶりの書き込みです。
少しずつ再開しようかと思っていますが、内容も軽めにしながら、まっ、ボチボチやります。
そうそう、ここは「新潟漢字同好会」の正式ブログなのです。(改めて自覚!)
それも多少PRしたいと思っています。

2012年3月20日火曜日

孔明、五丈原に死す

やっと三国志の長いドラマを見終えた。
DVD48巻、全95話にわたる長い長いドラマだったが、終わってみればそれほどにも感じない。
最終巻は孔明が五丈原に死して、司馬懿がやがて魏の実権を握ることになるというもの。
司馬懿が孔明の死後、木造に騙されて撤退したことから、「死せる孔明、生ける仲達(司馬懿の字)を走らす」の言葉が生まれた。
全体に大変面白いドラマだった。
一息つくとしよう。

2012年3月10日土曜日

珍名印鑑

先日の日経文化欄(3月6日付け)に「珍名印鑑10万種」と題する記事が載っていました。
千葉市の印章店さんだが、珍しい名字の研究が昂じて店には10万種の印鑑の在庫があるそうだ。
しかし、そのため殆どが売れない不良在庫になっているとのこと。
珍名というのが何を指すのか難しいが、通常5千種で人口の8割にあたるそうで、それ以外が珍名さんと言えるそうである。

具体例としては、
「四月朔日」 →「わたぬき」さん
「父母」 →「ふも・ふぼ・たらち(ね)」さん
「蘭」 →「あららぎ」さん

特に読めない例としては、
「一」 →「にのまえ」さん…一はニの前にあるから。
※「一一」さんは「にのまえはじめ」さんと読み、そういう姓名が現にあるそうだ。
「九」 →「いちじく」さん…「1文字のく」だから。
「十」 →「つなし」さん…ひとつ、ふたつ、と数えていくと「つ」がつかないのは十だから。
などが紹介されていた。
何という恐るべき(実はあきれるような)いわれの名字であろうか。

ちなみに「日本苗字大辞典」には約29万の名字が収録されているとのこと。とすると、このお店にはその約3分の1が揃っていることになる。
いやはや、驚くべき人がいるものである。

2012年2月25日土曜日

壮大な人間ドラマ「三国志」

寝不足が続いている。
ビデオレンタル店から「三国志」DVDを借りて、毎日見続けている。
48巻7章95話の大作!
「曹操、劉備、孫権、諸葛孔明ら、お馴染みの英傑たちが壮大な人間ドラマを繰り広げる。歴史小説の決定版『三国志』を、総製作費25億円を投じて映像化した中国ドラマ」である。

これが抜群に面白い。1話見ると止められなくなること間違いなしである。
キャストも魅力的な配役ばかりである。
呂布、孔明、関羽、趙雲はかっこいいし、曹操は実に魅力ある悪役だし、女性役も美人揃いである。

内容構成は、
第1部【群雄割拠】1~18話
第2部【中原逐鹿】19~32話
第3部【赤壁大戦】33~42話
第4部【荊州争奪】43~57話
第5部【奸雄終命】58~73話
第6部【天下三分】74~83話
第7部【危急存亡】84~95話
となっており、現在第1話から見始めて第49話まで見終わったところである。
半分見終わったという感じでまだ先が長い。なんとも長いドラマである。
最後まで見終えるつもりである。

2012年2月8日水曜日

盥回し

今日(2月8日)の新潟日報のコラム「日報抄」の冒頭が気になりました。

「「盥(たらい)」の字は、「皿」と「両手」と「水」から成る。水で手を洗うこと、またはその器を表すと辞書にある。昔は洗濯に欠かせない道具だった。見かけなくなったと思っていたら、昨今は「盥回し」などと、うれしくない用法で登場することが増えた
▼本来は、あおむけになり足で盥を回す曲芸を指す言葉。だが、現代では別の意味、「一つの物事を、責任をもって処理せずに次々と送りまわすこと」(広辞苑)として使われることが多い▼米国が日本に打診したこの件も、盥回しの一つなのだろう。沖縄県の海兵隊員のうち1500人ほどを山口県の岩国基地に移し、常駐させるというのだ。」
以下略

⇒「盥」の字源から用法の時代的変化に触れて本文に繋げていく手法はうまいと思う。この文章術は頭の片隅に置いておくとしよう。

「盥」の読みは、「カン、たらい」。熟語は、
[盥耳]カンジ 汚れた耳を洗い清める。
[盥櫛]カンシツ 手を洗い、髪をくしけずる。また、身仕舞いをする。
[盥漱]カンソウ 手を洗い、口をすすぐ。
[盥濯]カンタク 手を洗い、足をすすぐ。
[盥沐]カンモク ①手や髪を洗い清める。②湯あみ。

ことわざには、
[盥半切りを笑う](たらいはんぎりをわらう) 取るに足りない者が、自分とたいして違わない者をあざ笑う。
※「半切り」は底の浅い桶(おけ)。盥が自分に似た小型の桶を馬鹿にして笑う意から。
[我が家、楽の釜盥](わがいえ、らくのかまだらい) 貧乏暮らしをしていても、我が家というのは楽しくていいものだというたとえ。
※盥を買えないので釜で代用しているような貧しい暮らしをしていても、我が家ほど楽しい所はない意から。「我が家、楽の金盥」ともいう。
⇒今日は「盥」にこだわってみました。

2012年1月27日金曜日

東京は快晴、新潟は雪

仕事が慌ただしい1週間でした。
昨日今日は東京に行ってきました。
向こうは快晴、帰途の新幹線で越後湯沢は吹雪、長岡も雪、新潟は残雪という感じでした。
なんとか仕事も山場を越えそうなので、またボチボチと更新をしていきたいと思います。

2012年1月21日土曜日

「臘」の言葉

昨日の続き。
「臘」の読みは「ロウ」。訓読みが見当たらないが、字通には「まつり、くれ」と出ている。
意味は、漢字源では、
① 年末の祭礼。その年に生じた百物を並べ集め、ひとまとめにまつって年を送る祭り。「臘祭(ロウサイ)」
② 「臘月(ロウゲツ)」とは、臘祭のある月ということから、陰暦十二月のこと。
③ 僧侶になってからの年数。「僧臘(ソウロウ)」「法臘(ホウロウ)」


漢検漢字辞典にある熟語は、「臘日」「臘月」のほかに、
[臘梅]ロウバイ 〈蠟梅〉木の名。ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。カラウメ。ナンキンウメ。▽陰暦十二月に花が咲くことから。
[旧臘]キュウロウ 去年の暮れ。▽「臘」は、十二月。=[客臘]カクロウ
[伏臘]フクロウ 夏の祭りと、冬の祭り。
[臘八会]ロウハチエ 釈迦が悟りを開いたとされる陰暦12月8日に行われる法会(ホウエ)。成道会(ジョウドウエ)。

「臘八」に関係した言葉で広辞苑では、
ろうはち‐がゆ【臘八粥】 (臘月8日に仏前に供えたからいう)温糟粥(うんぞうがゆ)の別称。
ろうはち‐せっしん【臘八接心】 禅寺で、12月1日から8日の朝まで釈尊成道を記念して坐禅すること。

目新しい言葉では、
せつろう・しい【節臘しい】気ぜわしい。あわただしい。こせこせとうるさい。せつろしい。浮世草子、好色万金丹「二ヶ月分の家賃滞りけるを家守の八兵衛が―・しくせがむに」
しんろう【真臘】 中国の史書に見えるカンボジアの呼称。クメール族の国家。6世紀中葉からメコン川中流域に勃興、8世紀には水真臘・陸真臘に分裂。9世紀に再統一。アンコール‐ワット、アンコール‐トムはその遺跡。
[希臘]ギリシア

⇒「節臘しい」などは現在まったく使わない言葉になってますね。それにしても「臘」の字画は複雑ですね。
 
 
 

2012年1月20日金曜日

今日は「臘日」(ろうじつ)

暦を見ていたら今日は「臘日」とあった。
「臘月」は聞いたことがあるが、「臘日」は聞いたことがなかった。

広辞苑では「一年の最終の日。おおみそか。」となっているが(これでは理屈に合わない)、ウイキペディアの説明が分かりやすい。

臘日(ろうにち、ろうじつ)とは、日本の暦に登場する注記の一つである。選日法はいくつかあるが、旧暦12月に来る。
「臘」とは「つなぎあわせる」という意味で、新年と旧年の境目となる旧暦12月のことを「臘月」ともいう。元々は「臘祭」という中国の習慣で、年末に神と祖先の祭祀を一緒に(=つなぎあわせて)行うというものであった。「臘」は「猟」に通じ、猟をして捕えた獣を祭壇に供えた。日本にはこの習慣は伝わらず、臘日は単なる暦注の一つとなっている。しかし、その吉凶には諸説あり、採用していない暦も多い。この日を年の暮れとして大祓を行うこともあり、そこから大晦日のことを臘日と呼ぶこともある。
⇒中国の風習では猟の獣を供えたというが、それは伝わらずに暦の大晦日だけ伝わっているというのが面白いですね。

また日の選定には、
「臘日の選日法には以下のものがある。
 ・小寒の後の2度目の辰の日
 ・大寒に最も近い辰の日
 ・大寒の後の最初の戌の日
 ・旧暦12月9日」

⇒たしかに今日は辰の日で最初の2つはぴったりになっていました。
この「臘」の熟語や言葉が多くあるのには少々驚いた。明日、取り上げて勉強するとしよう。

2012年1月7日土曜日

今日は「人日」(じんじつ)

今日は暦の上では「人日」(じんじつ)という。あまり聞かない言葉ですね。

[人日]ジンジツ
陰暦一月七日のこと。▽一日から六日までは家畜を占い、七日にその年の人事を占うことから。日本では、五節句の一つ。〔荊楚歳時記〕(漢字源)→ 家畜が先なんですねえ。へえ~、です。
じん‐じつ【人日】
[荊楚歳時記]五節句の一つ。陰暦正月7日の節句。七種(ななくさ)の粥を祝う。ななくさ。人の日。(広辞苑)


[荊楚歳時記]ケイソサイジキ
[書名]一巻。南北朝時代、梁(リョウ)の宗懍(ソウリン)の著。六世紀中頃までに成立。中国で成立した最初の歳時記で、著者の郷土、荊楚地方(長江中流域一帯)に行われていた年中行事・風俗習慣を記録したもの。(漢字源)

⇒やはり中国の風習からですね。それも占いに関係してますね。次に「ななくさ」を調べます。

なな‐くさ【七草・七種】春の7種の菜、すなわち芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべ)・仏座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の称。古くは正月7日に羹(あつもの)にした。後世は、これを俎(まないた)に載せて囃(はや)してたたき、粥に入れて食べた。(広辞苑)※「秋の7種の草花」などの説明もありますが省略します。
⇒この7種を言える人はすごいです。さて、関連の言葉に面白いものを発見です。

ななくさ‐づめ【七種爪】正月7日に、邪気を払うとして七種粥の汁や薺(なずな)を浸した水をつけて爪を切る風習。
→ こんなことをやっている地域はあるんでしょうか。不思議な風習です。

ななくさ‐の‐はやし【七草の囃し】七草の祝に、前日の夜または当日の朝、俎(まないた)に薺(なずな)または七草や台所のすりこぎ・杓子などを載せ、吉方(えほう)に向かい、「唐土(とうど)の鳥が日本の土地へ渡らぬ先になずなななくさ(ななくさなずな)」、または「唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、ななくさなずな手に摘み入れて」などと唱え囃しながら、それらを叩く習俗。
→ この囃し唄については聞いたことがありますが、まだ多くのところで残ってるんではないでしょうか。

2012年1月4日水曜日

竜の四字熟語 3

竜の四字熟語の続きです。漢検1級対象のみ。

【竜驤麟振】(りゅうじょうりんしん)
威力や勢力のたけだけしく盛んなこと。「驤」は躍りあがる。「麟」は伝説上の霊獣麒麟(きりん)。

竜が頭をもたげて空に昇り、麒麟が勢いよくふるい立つ意から。「竜」は「りょう」とも読む。

【竜蟠虎踞】(りゅうばんこきょ)
①能力のある者がふさわしい位置にとどまって力を発揮すること。②ある土地に居座って、権勢をほしいままにしていること。③文章などに勢いがあるさま。

本来は地勢が険しく、攻め落とすのがむずかしいことをいった。「蟠」はとぐろを巻いているさま。「踞」は前足を立ててすわっているさま。竜がとぐろを巻いたり、虎がうずくまっているという意から。
「竜蟠」は「りょうばん」とも読み、「竜盤」とも書く。「虎踞竜蟠(こきょりゅうばん)」ともいう。

【竜蟠蚖肆】(りゅうばんげんし)
聖人も民間にあれば俗人にあなどられるたとえ。
竜も水中でわだかまっていればいもりも恐れずきままに振る舞う意。「蟠」はわだかまる意。「蚖」はいもり。「肆」はほしいまま。「竜蟠」は「りょうばん」とも。

⇒とりあえず竜の1級四字熟語はこれで終わり。今日取り上げたものも難しいですね。
(参考)学研四字熟語辞典、漢検四字熟語辞典

2012年1月3日火曜日

一年の計は元旦にあり

この言葉は「1年間の計画はその年の初めに決めておくのがよい。」(広辞苑)としてよく知られている。

出典は、中国・梁代の「元帝纂要」の、
「一年の計は春に在り、一日(いちじつ)の計は晨(あした)に在り」とされる。
(訳)一年のことは春(=陰暦の1月)に計画をたてて行うべきで、一日の計画はその日の朝にたてよ。

⇒陰暦の元日はだいたい立春のころであり、新暦になって「春に在り」から「元旦にあり」に変わったのではないか、と私は考えています。(H24の場合、旧元日は1月23日、立春は2月4日です。)
 また、岩波ことわざ辞典では、「計」は「はかりごと」と読まれ、文献上は「けい」と読むようになったのは、第2次大戦後からのようだ、と記されています。

ついでに、元日と元旦を一緒に使っていることについて気になります。
大辞泉によると、「元旦」は、
「元日の朝。元朝。また、元日。「一年の計は―にあり」《季 新年》
◆「旦」は「朝・夜明け」の意であるから、「元旦」を「元日」の意で使うのは誤り。
ただし、「元日」と同じように使う人も多い。」と説明されています。

⇒「旦」の字源は、地平線に昇る朝日であるとか、「雲上に日が半ばあらわれる形」(字通)というそうです。
一応、元日と元旦の区別があることは知っておきたいところです。

2012年1月2日月曜日

竜の四字熟語 2

餡餅を食べたところで、引き続き「竜」の漢検1級四字熟語を調べる。

【竜吟虎嘯】(りゅうぎんこしょう)
物事がそれぞれに呼応して起こること。物はそれぞれの類に従うというたとえ。

竜がなけば雲が起こり、虎(とら)がほえれば風が生じる意から。「竜」は「りょう」とも読む。「竜(りゅう)吟(ぎん)じ虎(とら)嘯(うそぶ)く」が書き下し文。
【竜虎相搏】(りゅうこそうはく)
竜と虎が戦うように、強い者同士が激しく戦うこと。

「竜虎(りゅうこ)相(あい)搏(う)つ」が書き下し文。
[類語]【竜攘虎搏】(りゅうじょうこはく)→「攘」ははらうこと。

     【竜拿虎擲】(りゅうだこてき)→「拿」はつかむ、「擲」は投げうつこと。

【竜舟鷁首】(りゅうしゅうげきしゅ)
天子の乗る船。また一般に、船の美称。

「竜」は水神。「鷁」は想像上の水鳥の名。水神や風神を鎮めるために、船首に竜や鷁をえがいたり、その像をつけたりした。「竜」は「りょう」とも読む。
[類語]竜頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)、

【竜驤虎視】(りゅうじょうこし)
威勢のある者が世を睥睨(へいげい)して威圧するさま。

竜が勢いよく天に駆け上り、虎が眼光鋭くにらみつける意から。「驤」は躍りあがる。「りょうじょうこし」とも読む。
⇒「竜攘」と「竜驤」の使い方は要注意。それにしても竜の熟語は多いね。
  日をおいてまた続けます。(参考)学研四字熟語辞典

2012年1月1日日曜日

竜の四字熟語 1

謹賀新年
今年もよろしくお願い申し上げます。
さて今年の干支は辰年、「竜」の年ですね。
竜を使った四字熟語は多いですが、漢検1級対象を調べてみましょう。

【画竜点睛】(がりょうてんせい)
物事を完成するときに、最後に付け加える肝心な部分のこと。物事の最も大切な部分のこと。一般には「画竜点睛を欠く」と用いて、最後の仕上げが不十分なため、出来ばえが物足りないことをいう。
「竜(りょう)を画(えが)いて睛(ひとみ)を点(てん)ず」が書き下し文。「画竜」は「がりゅう」とも読む。
[故事]中国六朝時代、梁(りょう)の絵の名人張僧繇(ちょうそうよう)が四頭の竜の絵を描いたが、睛を描くと竜が飛び去ってしまうと言って、睛を描かなかった。人々はこれを噓だと言って信じず、無理やり睛を描き入れさせたところ、睛を入れた二頭の竜がたちまち天に昇っていったという。

【亢竜有悔】(こうりょうゆうかい)
高い地位についた人、名声を得た人、また、大金持ちになった人など、栄耀栄華(えいようえいが)をきわめた人たちは、つつしまないと大きな失敗をして後で後悔するということ。また、それを戒めることば。
「亢」はきわめる、きわまるで、「亢竜」は天まで昇りつめた竜のこと。「有悔」は後悔することがある。天まで昇りつめた竜は落ちる以外に行くところがないから後悔することがある、という意から。「亢竜(こうりょう)悔(く)い有(あ)り」が書き下し文。

【談天雕竜】(だんてんちょうりゅう)
弁論や文章の内容が広大かつ深遠で、また巧みなこと。転じて、広大ではあっても実用には役立たない無駄な議論や行為。
「談天」は天を論ずること。「雕竜」は竜を彫るようにみごとに文章を飾ること。「天(てん)を談(だん)じて竜(りゅう)を雕(ほ)る」が書き下し文。
[故事]中国戦国時代、斉(せい)の騶衍(すうえん)は天を論じ、騶奭(すうせき)はみごとな文章を作って斉の国の人が「談天衍、雕竜奭」と言ってそれをほめたという。

(参考)学研四字熟語辞典

2011年12月31日土曜日

大晦日(おおみそか)

早いもので2011年・平成23年の締めくくりの日となりました。
4月から始めたこのブログも、予想以上に多くの人からご覧頂いているようです。
本当にありがとうございます。

ブログを続けるに当たって考えてきたのは、
・ 人真似をしない。そのため、類似のブログ等は見ないようにする。
・ 漢字・日本語に係る話題を幅広く取り上げる。
・ 漢検1級対策として、過去問や古典等を積極的に取り上げる。
・ 同好会活動の紹介。機関紙「六花」や学習会など。
ですが、何よりも2~3日に1度程度の更新を心がけてきました。
自分の継続的な勉強にもなると考えているからです。(なかなか大変ですが・・・)

来年もよろしくお願いします。

※「晦」の読みは、「カイ、みそか、つごもり、くら-い」。
【朝菌は晦朔を知らず】(ちょうきんはかいさくをしらず)
朝菌は晦(つごもり)と朔(ついたち)を知らないの意で、狭小の境遇にある者は広大な物事を理解できないことにたとえる。また、寿命の短いこと、はかないことにたとえる。(広辞苑)

【自己韜晦】(じことうかい)
自分の本心や学識、地位などを隠して知られないようにすること。節操を知り、自分をひけらかさないこと。

【韜光晦迹】(とうこうかいせき)
人前で才能をつつみ隠して自慢しないこと。「光(ひかり)を韜(ふ)み迹(あと)を晦(くら)ます」が書き下し文。(学研四字熟語辞典)

2011年12月27日火曜日

いろは歌

22日から急遽福島県田村市の親戚へ行って、昨日6mの荒波を渡り帰宅しました。
岳母の悲報を受け駆けつけて弔ってきました。

臨済宗妙心寺派の流儀でしたが、御棺に筆で文字を書くのは初めて見ました。
何かと思ったら、いろは歌でした。
「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならん 有為の奥山 けふ越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず」

住職が意味を解説してくれましたが、大意は
「匂いたつような色の花も散ってしまう。この世で誰が不変でいられよう。いま現世を超越し、はかない夢をみたり、酔いにふけったりすまい。」(Wiki)
という仏教的な無常観をうたったものだそうです。

ちなみに住職は芥川賞作家のかなり有名な御坊様です。
本を書いたり、講演などに忙しいのかと思ったら、しっかりと本業の住職をしていました。(^-^)

2011年12月13日火曜日

「推敲」

この地味なブログに昨日は多くの人が訪問してくれたようだ。
多分、当同好会の可憐な花、Maki事務局長がBSNラジオに出演してインタビューを受けたせいではないかと思う。

話の中で、漢字の面白さについて一例を出していた。
「推敲」というのは多くの人が「スイコウ」と読むが、「敲」は「たた‐く」とも読み、「叩く」とどう違うんだろう。
そんな疑問が次から次と出てきて、またそれが楽しいという意味のことを話されていた。
そして見事に漢検1級を取得された才媛の人である。(このくらいにしておかないと怒られそう。)

ところで、この「推敲」とは、「文章や詩歌の字句や表現を繰り返し練り直すこと。」という意味の熟語。
典拠は、
「鳥は宿る池中(ちちゅう)の樹(じゅ)、僧は敲(たた)く月下(げっか)の門」から来ている。
意味は、「鳥は池中の小島の樹の上に宿っている。一人の老僧がやって来て月に照らされた門をたたいている。」

中国唐の詩人賈島(かとう)が一日この詩の着想を得、「門を敲く」か「門を推(お)す」か迷っていた。そこに偶然韓愈(かんゆ)と出会い、「敲」のほうがよいと教えられたという逸話に基づく。
ここから「月下推敲」という四字熟語も生まれている。

「敲」の四字熟語は、ほかにも、
【敲金撃石】(こうきんげきせき) 詩や文章の音の響きやリズムが美しいことのたとえ。
「敲」はたたく。「金」は鐘の一種で、「石」は磬(けい)(昔用いられた打楽器で、石をヘの字型に削り、つり下げて打ち鳴らすもの)の一種。どちらもきれいな音を出すことから。もとは、中国唐の時代、文人の韓愈(かんゆ)が、張籍(ちょうせき)という人の詩をほめたたえたことば。「金(かね)を敲(たた)き石(いし)を撃(う)つ」が書き下し文。

【敲氷求火】(こうひょうきゅうか) 目的に合った方法をとらないと、いくら苦労してもその目的は達せられないことのたとえ。また、見当違いの無理な望みをもつことのたとえ。
「敲」はたたく。いくら氷をたたいても火を起こすことはできないという意から。「氷(こおり)を敲(たた)いて火(ひ)を求(もと)む」が書き下し文。

⇒今日の勉強はここまで。ちなみに上記文章、推敲が足りないかなあ。
(参考)学研故事ことわざ辞典、学研四字熟語辞典

2011年12月12日月曜日

今年の漢字「絆」

やっぱり、という感じの「絆」でした。
1位の「絆」が6万1453票、2位の「災」は2万8648票ということなので圧倒的でしたね。
ちなみに3位は「震」だとか。
※「絆」については当ブログの2011/9/20付け今日の新潟日報「窓」欄-「絆」 にも取り上げました。

ところで「絆」の意味は?というと、
・広辞苑は、「断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。」とありますが、どうもシックリこない。

・日本国語大辞典は、「人と人とを離れがたくしているもの。断つことのできない結びつき。」は、なかなかいいですね。

・新明解登場!「家族相互の間にごく自然に生じる愛着の念や、親しく交わっている人同士の間に生じる断ち難い一体感。」

⇒私としては、新明解の「断ち難い一体感」というのが何とも情感というか情緒があっていいなあと思うんですが・・・

さらに、ところで、「きずな」を漢字源で引いてみると・・・あるわ、あるわ、「きずな」だらけです。
「絆」のほかに、「靽」、「紲」、「絏」、「緤」、「繮」、「韁」、「鞿」、「馽」、これみんな「きずな」です。
漢字の奥深さを感じますね。

2011年12月11日日曜日

明日は「漢字の日」

明日12月12日は漢字の日です。
中国の伝説上の人物「蒼頡」(四つ目というからスゴい)が漢字を造った日、というわけでもない。
漢検協会が語呂合わせで、「いい字一字」と読めるので12月12日にしたらしいです。
恒例になった「今年の漢字」を明日、京都 清水寺で発表することになっています。

先日の学習会(講演会)の折にも話題になったが、どうやら皆さん「絆」というのが多いようでした。
東日本大震災で、家族や友人・知人の絆の大切さを確認した年だったということでしょう。
さて、当たりますかどうか、明日の発表が楽しみです。
※ちなみに「絆」はなんと漢検1級漢字で、絆創膏の「絆」です。