2011年5月30日月曜日

六花原稿を書かにゃア!

機関紙「六花」は年間4回発行しています。6月、9月、12月、3月が発行月で、今月5月は6月発行の原稿の締め切り月です。
幸い題材は思いついたので、明日までにまとめられるかな・・・うーん、難しそう。
編集長、2~3日待ってください。(しょうがないなあ、との声が聞こえた気がする。よろしく!)

2011年5月29日日曜日

夏の装いにしました~~~

暦の上ではもうとっくに夏なので、このブログも衣替えをしてみました。
少しは夏らしくなったでしょうか。
ちなみに「衣替え」を広辞苑で確認しました。(こまめな辞書引きが語彙力アップに繋がりますぞ!)

【衣更え・更衣】
①衣服を着かえること。
②季節の変化に応じて衣服を着かえること。平安時代の公家は、4月に薄衣(袷(あわせ))、5月に捻り襲(がさね)、6月に単襲(ひとえがさね)、8月1日から15日まで捻り襲、8月16日から9月8日まで生織の衣、9月9日より生織の衣の綿入れ、10月から3月まで練絹(ねりぎぬ)の綿入れを着用。江戸時代では4月1日、10月1日をもって春夏の衣をかえる日とした。
③外観やおもむきを変えること。「―した商店街」
④男女が互いに衣服を交換し、共寝したこと。

なんと意味深な意味もあったんですねえ。。。

2011年5月28日土曜日

【過去問H22-3】いっちょ、やるか!

【庠序】
(ショウジョ ) 中国古代の学校。『庠校(ショウコウ)』「謹庠序之教、申之以孝梯之義=庠序ノ教ヘヲ謹ミ、コレヲ申ムルニ孝梯ノ義ヲモッテス」〔孟子〕
⇒「庠」の読みは「ショウ、まなびや」。ショウが読みにくい。意味は、
「まなびや。学校。▽「孟子」滕文公篇上に「夏曰校、殷曰序、周曰庠=夏ニハ校ト曰ヒ、殷ニハ序ト曰ヒ、周ニハ庠ト曰フ」とある。〈類義語〉序。「邑庠(ユウショウ)(県の学校)」「郡庠(グンショウ)(郡の学校)」「庠序之教(ショウジョノオシエ)(学校の教育)」」
「庠」の熟語は、この「庠序」だけ覚えれば十分だな。

【鴃舌】
(ゲキゼツ ) もずの鳴き声。転じて、異民族の、やかましいだけで、意味の通じないことばのたとえ。「南蛮鴃舌之人」〔孟子〕
⇒「鴃」の読みは「ゲキ、ケツ、もず」。「ケツゼツ」の読みも正解だろう(日本国語大辞典)。 これもこの熟語だけ覚えれば十分だな。ついでに同じ意味の「南蛮鴃舌」の四字熟語も覚えよう。「侏離鴃舌」という四字熟語もあるが漢検四字熟語辞典には載っていないので試験にはまず出ないのだろう。この「侏離」の意味は、
【侏離】(シュリ )①中国西方に住む民族の音楽。②転じて、意味の不明な外国語をいうことば。

【鹵獲】
(ロカク ) 敵の軍用品などを奪いとる。「鹵獲品」
⇒「鹵」の読みは「ロ、しお、しおち」。ほかの熟語は、
【鹵掠】(ロリャク ) 奪う。かすめとる。
【鹵莽】(ロモウ)・(ロボウ ) 荒っぽく不注意である。おろそか。粗略。
【鹵簿】(ロボ ) 天子の行列。▽「鹵」は、大型のたて。「簿」は、行列の順序を書いた帳簿。行幸のとき、鹵で行列の前後を警衛し、行列の順序を帳簿にしるすことから。

はい、今日の勉強はここまで。(※引用は漢字源を主とした。)

2011年5月26日木曜日

【過去問】勉強でもするかな。

漢検のなかでも難しい読み問題に果敢にアタック!だあ。

【罪咎】H22-3
(ザイキュウ) つみとが。罪科。
⇒「咎」の読みは「キュウ、とが」。キュウが読みにくいね。広辞苑で、ほかには、
【罪咎】(ザイキュウ) つみとが。罪科。
【追咎】(ツイキュウ) 事のすんだ後になってとがめること。
【盈満の咎】(えいまんのとがめ) 物事が満ち足りている時は、かえって災いが生じやすいから、栄華に驕り高ぶるなとのいましめ。

【糶売】H22-3
(チョウバイ) せりうりすること。糶糴売買(ちようてきばいばい)。
⇒【糶】(チョウ) 米を物色して売りに出す。
  【糴】(テキ) 米を物色して買い入れる。
この二つは字体が似ているが対義語。米が出たり入ったりでチョウテキ、と覚えよう。

【溝洫】H22-3
(コウキョク ) ①田畑の間にあるみぞ。「卑宮室、而尽力乎溝洫=宮室ヲ卑シクシテ、力ヲ溝洫ニ尽クス」〔論語〕②灌漑(カンガイ)。
⇒「洫」の読みは「キョク、みぞ」。この字の熟語は溝洫だけ知っていれば十分、と見たぞ。

今回も難しい漢字を勉強しました。大変よく出来ました。(まる)

藤波心のブログ

14歳の中学生アイドル、藤波心(こころ)のブログの記事が反響を呼んでいる。
3月23日付け「批難覚悟で」における反原発の文章が賛否両論の議論になっている。
文章の言葉は難しくないが、しっかりとした論理的な考え方は14歳とは思えないくらいだ。
ひとつの立派な考え方になっていると思う。
ブログのコメントが多すぎてある程度読んでやめてしまった。

「ヒナン」は普通は「非難」を使い「批難」は使わないよなあ、などと思いながら辞書を引くと、両方ちゃんと載っている。
パソコンで漢字が自由に選べる時代をあらわしているということか。

2011年5月24日火曜日

【六花32号H19/6】中国と熟語シリーズⅡ

我酔うて泥の如し(今日は酔っていますよ)。昨日の続きを行ってみよう!
*********************************
「紅白事」K・K

 中国の都会は日本と変わらないとよく言われるが、街を歩いていてやはり中国だなと思うのは赤の飾りが多いことだ。建物の外には赤いスローガン、家の中には「囍」や「福」と書かれた赤い紙が貼られている。赤い切り紙、赤い旗、赤い提灯、赤いリボン。中国人は本当に赤が好きだ。
 結婚式の花嫁は頭の先から足の先まで全身赤ずくめになる。招待客が渡す祝儀袋はもちろん赤。新婚夫婦の部屋は枕、掛け布団、それにベッドカーテンも真っ赤だという。それを知った時、私はしみじみ中国人と結婚しなくてよかったと思った。日本人に赤ずくめは耐えられない。
 日本人は白が好きだ。花嫁の白無垢、神社で玉串や注連縄に下げる紙垂、修験者やお遍路さんの白装束など、白には穢れのない清々しさを感じる。
 ところが中国人にとって白は縁起の悪い色で人気がない。京劇の役者が顔に塗る隈取で赤は忠義、白は卑怯を意味している。また中国共産党と国民党との内戦時、革命軍は自らを紅軍と称していたが、対抗する国民党軍を白軍と蔑称していた。なぜそれほどまでに白が忌み嫌われるのだろうか。
 「白」の字源は頭蓋骨、それも風雨に曝された「されこうべ」なのだ。そこに中国の凄惨な歴史を思う。大きな年表から戦争、内乱、反乱の載っていないページを見つけるのは難しい。兵士はもちろん、都市の住民数十万人の虐殺が歴史書に何度も記されている。槍や刀だけでそんなに殺せるのかと半信半疑でいたが、生埋めにするのが最も手軽な方法なのだそうだ。
 昔の都市跡から夥しい量の白骨が今でも発見されている。中国人にとって白は見慣れた不気味な色なのかもしれない。「紅白事」とは赤の吉事と白の凶事、つまり冠婚葬祭のことをいう。
 ところで最近中国の都会ではホテルやレストランで結婚披露宴を行うカップルが多い。中国へ行けば必ず見かける光景なのだが、花嫁は皆縁起の悪いはずの白いウェディングドレス姿で、伝統的な赤い衣裳の花嫁を私はまだ見たことがない。
中国人は千年経っても変わらないとよく言われるが、案外そうでもないかもしれない。

2011年5月23日月曜日

【六花31号 H19/3】中国と熟語シリーズⅠ

機関紙「六花」に好評連載した「中国と熟語シリーズ」を定期的に紹介します。ご一読ください。

**********************************

「 葉 公 好 龍 」K・K
           
 昔、葉公というとても龍の好きな人がいた。家の中は絵画、家具調度品、寝具、衣服など至るところ龍の図柄で溢れていた。人々は「一番龍が好きな人は葉公だ」と感嘆していた。葉公自身も自分以上に龍の好きな人はいないだろうと内心得意になっていた。
 やがて天上にいる本物の龍がこれを聞いていたく感じ入り、葉公に一目会ってやろうと人間界に降りてきた。ところが雷鳴とともに目の前にぬっと現われた龍の姿に葉公は腰も抜かさんばかりに仰天し、一目散に逃げ出すと物陰に隠れてがたがたと震えていた。人々はこれを聞き、なんだ葉公が好きなのは偽物の龍であって、本物の龍ではなかったのかと笑ったという。
 私は「日中友好」の四文字を見るといつもこの「葉公好龍」を思う。日中間には長い交流の歴史があると漠然と思われている。昔から日本人は三国志を読んで中国人は気宇壮大だと思い込み、論語を読んで中国人には徳があると思い込んでいる。漢詩を読んでは中国人の豊かな感性に感動し、ワイルドスワンという本を読んでその信憑性を疑いもせず中国人に同情する。
 ところが二千年にもわたって中国からやって来たのは文化だけであって本物の中国人に会った事のある人は極めて少ない。中国へ行った事もなければ中国人と話をした事もないという日本人は今でも実に多い。それでも何となく中国をわかっているつもりになり、日本とは全く違う価値観を持った別の国であるという意識が薄い。そういう人が仕事などで本物の中国人と渉りあうようになると厳しい現実の姿に戸惑い、すっかり中国嫌いになってしまう。だから中国へ進出したほとんどの日本企業は中国人を信用せず幹部に迎えることはない。すると中国人は仕事を身につけるや膨大な情報とともにさっさと別の企業に移ってしまう。裏切り行為だと思った日本人はますます中国人を信用しなくなるという悪循環に陥ってしまうのだ。残念でならない。
中国人の方も国策による反日教育で深い憎日感情をもっている。互いに偽物の龍を愛し、憎み、本物の龍を見ようとしていないのだ。
世界中で日本と中国ほど近くて遠い国はないようだ。