「泥臭くやる」と曰(のたま)う新首相の野田氏。日本復活に導いてほしいものだが・・・・。
・辛辣極まる【詬罵】を浴びせる。
⇒【コウバ】=悪口をいって、はずかしめる。
「詬」の読みは、「コウ、ク、はずかし‐める、はじ」。他の熟語は、
【詬恥】(コウチ ) はじ。恥辱。
【詬病】(コウヘイ ) 口ぎたなく悪口をいってはずかしめる。
・【棺椁】に花を供える。
⇒【カンカク】=内と外と二重になったかんおけ。▽「棺」は、じかに死体を入れる箱。「椁」は、棺を入れる外箱。
「椁」の読みは、「カク、ひつぎ」。他の熟語は、
【石椁】(セッカク ) 石でつくった、棺の外わく。
・峨峨たる【巉巌】を前に凝立する。
⇒【ザンガン】=①山がごつごつと切りたっているさま。②険しい山。
出題文の他の熟語は、
【峨峨】(ガガ ) ①山がぎざぎざととがったさま。②姿や形がいかめしいさま。
【凝立】(ギョウリツ ) 身動きもせずにたちどまる。『凝佇(ギョウチョ)』
「巉」の読みは、「ザン、サン」。他の熟語は、
【巉峭】(ザンショウ ) 山が険しく切りたっているさま。
【嵌巉】(カンザン ) 山が、でこぼこがはげしく険しいさま。
・行く手に【倏忽】として氷山が現れた。
⇒【シュクコツ】=時が非常にはやく過ぎるさま。また、時間が非常に短いさま。
「倏」の読みは、「シュク、たちま‐ち」。他の熟語は、
【倏焉】(シュクエン ) 時間が非常にはやく過ぎるさま。たちまち。
【倏然】(シュクゼン ) すばやいさま。さっと。たちまち。
・筆跡に何処か【孱弱】なところがあった。
⇒【センジャク】=ひよわなこと。
「孱」の読みは、「セン、サン、よわ‐い」。他の熟語は、
【孱王】(センオウ) 貧弱な王。
【孱夫】(センプ ) よわい、おくびょうな男。
【孱孱】(センセン ) 軟弱で無力なさま。
【孱顔】(センガン ) 山がやせほそって険しいさま。▽「顔」は、山の高くかどだった所。
【孱羸】(センルイ ) よわいさま。▽「羸」は、よわい。『孱弱(センジャク)』
今日はこれまで。次回も続きの予定です。
漢字・日本語に関心を持つ者の同好会です。新潟を中心拠点に活動しています。 活動は学習会と機関紙の発行などです。 H10年に結成して15年が過ぎました。漢検1級者が増えて大勢います。 同好会のモットーは「漢字を楽しむ」・「日本語を楽しむ」・「人生を楽しむ」ついでに「漢検1級も取るか」。酒を飲むばかりが能じゃない! そんな当同好会の公式&推薦ブログです。
2011年8月30日火曜日
2011年8月29日月曜日
【過去問】H22-2 音読み6-10
世界最速の男がフライングとは・・・。何が起きるか分からないものである。
さて今日の勉強です。
・春風に紅の【巾幗】が翻る。
⇒【キンカク】=女の髪飾り。「幗」の読みは、「カク、かみかざ‐り」。
・【嘖嘖】たる世評に眩惑された。
⇒【サクサク】=しきりに舌打ちしてほめるさま。▽中国ではほめるときにも舌打ちをする。
「嘖」の読みは、「サク、さけ‐ぶ、さいな‐む」。四字熟語では、
【好評嘖嘖】=評判がよく、人々からほめそやされるさま。
・【粉齏】せられて址だに留めなかった。
⇒【フンセイ】=こなみじんにすること。
「齏」は「韲」と同じ異体字。読みは「セイ、サイ」。
したがってフンサイでもOKかな?まずは使わない熟語だろう。
・家訓を定めて子孫を【提撕】する。
⇒【テイセイ】=後輩や後進の者を教え導く。
「撕」の読みは「セイ、シ」。意味は「さく。ばらばらに引きさく。さとる。さとす」。
熟語は、この熟語のみ「子孫を提撕する」と覚えておけば十分だろう。
・【
隷】同然に遇された。
⇒【ソウレイ】=しもべ。けらい。「
」の読みは「ソウ、くろ」。
熟語の少ない漢字のようだ。
今日はここまでです。
さて今日の勉強です。
・春風に紅の【巾幗】が翻る。
⇒【キンカク】=女の髪飾り。「幗」の読みは、「カク、かみかざ‐り」。
・【嘖嘖】たる世評に眩惑された。
⇒【サクサク】=しきりに舌打ちしてほめるさま。▽中国ではほめるときにも舌打ちをする。
「嘖」の読みは、「サク、さけ‐ぶ、さいな‐む」。四字熟語では、
【好評嘖嘖】=評判がよく、人々からほめそやされるさま。
・【粉齏】せられて址だに留めなかった。
⇒【フンセイ】=こなみじんにすること。
「齏」は「韲」と同じ異体字。読みは「セイ、サイ」。
したがってフンサイでもOKかな?まずは使わない熟語だろう。
・家訓を定めて子孫を【提撕】する。
⇒【テイセイ】=後輩や後進の者を教え導く。
「撕」の読みは「セイ、シ」。意味は「さく。ばらばらに引きさく。さとる。さとす」。
熟語は、この熟語のみ「子孫を提撕する」と覚えておけば十分だろう。
・【
⇒【ソウレイ】=しもべ。けらい。「
熟語の少ない漢字のようだ。
今日はここまでです。
2011年8月25日木曜日
「漢字のある風景」フォトコンテスト
漢検協会で「漢字のある風景」フォトコンテストを実施している。
「漢字のある風景」写真の応募をしているもので、例えば、
・漢字が書かれている看板やポスター、標識
・漢字が描かれているように見える雲や木々などの自然、
・人文字や漢字を身体で表現する様子など
が対象で、なかなか面白そうである。
私も興味を持って周りをキョロキョロ見ているがどうもパッとしない。
8月29日必着なのでうまく題材を見つけられるかどうか・・・・・。
皆さんも挑戦してみてはいかが!
詳しくは漢検協会のHPをご覧ください。
http://www.kanken-photo.jp/
「漢字のある風景」写真の応募をしているもので、例えば、
・漢字が書かれている看板やポスター、標識
・漢字が描かれているように見える雲や木々などの自然、
・人文字や漢字を身体で表現する様子など
が対象で、なかなか面白そうである。
私も興味を持って周りをキョロキョロ見ているがどうもパッとしない。
8月29日必着なのでうまく題材を見つけられるかどうか・・・・・。
皆さんも挑戦してみてはいかが!
詳しくは漢検協会のHPをご覧ください。
http://www.kanken-photo.jp/
2011年8月23日火曜日
【漢詩漢文名言】清輝に玉臂寒からん
杜甫の「月夜(げつや)」から。
・香霧に 【雲鬟】湿い 清輝に 【玉臂】寒からん
読みは、
・こうむに 【うんかん】うるおい せいきに 【ぎょくひ】さむからん
<解釈>
かぐわしい夜霧のために、妻の豊かな黒髪はしっとりとぬれ、清らかな月の光を浴びて、その玉のように白くつややかな腕は冷たく光っているだろう。
⇒虜囚の身となった杜甫が、月光の下にたたずみ、夫をしのぶ妻の姿を想像して歌ったものという。
杜甫はなかなかの家族思いだったんですね。30歳頃に結婚して、この句は杜甫45歳の作という。
この句の熟語は、
【雲鬟】(ウンカン ) 女性の豊かで美しいまげ。
「鬟」の読みは「カン、わげ、みずら」。他の熟語は、
【翠鬟】(スイカン ) 輪型に巻いた、美人のつやつやしいまげ。
【娃鬟】(アイカン ) 美人。
【玉臂】(ギョクヒ ) 女の美しい腕。
「臂」の読みは「ヒ、ひじ」。他の熟語は、
【臂使】(ヒシ) 〈故事〉腕が手の指を使うように、思いのままに人を使うこと。『臂指(ヒシ)』
【掉臂】(チョウヒ) 無視して相手にしないで立ち去ること。
【攘臂】(ジョウヒ) 腕まくりをする。また、尽力する。
【猿臂】(エンピ ) さるのように、身体に比較して長いひじのこと。
漢詩の世界は想像力を掻き立てるものがありますね。
今日はここまでです。
(参考辞典) 漢詩漢文名言辞典、漢字源
・香霧に 【雲鬟】湿い 清輝に 【玉臂】寒からん
読みは、
・こうむに 【うんかん】うるおい せいきに 【ぎょくひ】さむからん
<解釈>
かぐわしい夜霧のために、妻の豊かな黒髪はしっとりとぬれ、清らかな月の光を浴びて、その玉のように白くつややかな腕は冷たく光っているだろう。
⇒虜囚の身となった杜甫が、月光の下にたたずみ、夫をしのぶ妻の姿を想像して歌ったものという。
杜甫はなかなかの家族思いだったんですね。30歳頃に結婚して、この句は杜甫45歳の作という。
この句の熟語は、
【雲鬟】(ウンカン ) 女性の豊かで美しいまげ。
「鬟」の読みは「カン、わげ、みずら」。他の熟語は、
【翠鬟】(スイカン ) 輪型に巻いた、美人のつやつやしいまげ。
【娃鬟】(アイカン ) 美人。
【玉臂】(ギョクヒ ) 女の美しい腕。
「臂」の読みは「ヒ、ひじ」。他の熟語は、
【臂使】(ヒシ) 〈故事〉腕が手の指を使うように、思いのままに人を使うこと。『臂指(ヒシ)』
【掉臂】(チョウヒ) 無視して相手にしないで立ち去ること。
【攘臂】(ジョウヒ) 腕まくりをする。また、尽力する。
【猿臂】(エンピ ) さるのように、身体に比較して長いひじのこと。
漢詩の世界は想像力を掻き立てるものがありますね。
今日はここまでです。
(参考辞典) 漢詩漢文名言辞典、漢字源
2011年8月22日月曜日
【漢詩漢文名言】浮生は夢の若し
漢詩漢文名言辞典から、問題形式で出題する。
出典は、李白の「春夜桃李園(しゅんやとうりえん)に宴するの序」。
・浮生は夢の若し。歓を為すこと【幾何】ぞ。古人燭を【秉】りて夜遊ぶ、【良】に【以】有るなり。
読みは、
・ふせいはゆめのごとし。かんをなすこと【いくばく】ぞ。こじんしょくを【と】りてよるあそぶ、【まこと】に【ゆえ】あるなり。
⇒「いくばく」は「幾何・幾許」で、「余命―もない」などと使用する。
「秉」の読みは「ヘイ、と‐る」。この文章から四字熟語として、
【秉燭夜遊】(ヘイショクヤユウ) 〈故事〉ともしびをともして夜まで遊ぶ。短い人生であるから夜まで遊んで大いに楽しむこと。
他の熟語は、
【秉彝】(ヘイイ) 天から与えられた正しい道を守る。
今夜はここまで。もう眠るのぢゃ・・・ZZZ・・・おやすみ。
出典は、李白の「春夜桃李園(しゅんやとうりえん)に宴するの序」。
・浮生は夢の若し。歓を為すこと【幾何】ぞ。古人燭を【秉】りて夜遊ぶ、【良】に【以】有るなり。
読みは、
・ふせいはゆめのごとし。かんをなすこと【いくばく】ぞ。こじんしょくを【と】りてよるあそぶ、【まこと】に【ゆえ】あるなり。
⇒「いくばく」は「幾何・幾許」で、「余命―もない」などと使用する。
「秉」の読みは「ヘイ、と‐る」。この文章から四字熟語として、
【秉燭夜遊】(ヘイショクヤユウ) 〈故事〉ともしびをともして夜まで遊ぶ。短い人生であるから夜まで遊んで大いに楽しむこと。
他の熟語は、
【秉彝】(ヘイイ) 天から与えられた正しい道を守る。
今夜はここまで。もう眠るのぢゃ・・・ZZZ・・・おやすみ。
2011年8月21日日曜日
【過去問】H23-1訓読み21-30
今日も朝から精出して勉強するぞ。
・【衵】姿の童女が現れた。⇒【あこめ】
…「衵」の読みは「ジツ、あこめ」。意味は「柔らかいふだん着。婦人のはだぎ」。熟語は、
【衵服】(ジップク ) 婦人のはだぎ。
・軈て学頭に【陞】せられた。⇒【のぼ】
…「陞」の読みは「ショウ、のぼ‐る」。熟語は、
【陞叙】(ショウジョ ) 官位・地位の等級をあげる。また、それがあがる。
・場末の往来はひどく【濘】っていた。⇒【ぬか】
…「濘」の読みは「ネイ、ぬか‐る」。熟語は、
【泥濘】(デイネイ ) 泥の深いぬかるみ。
・【備】にその由を告げる。⇒【つぶさ】
・愛用の【檋】を手入れする。⇒【かんじき】
・進退谷まって自ら【刎】ねる。⇒【は、くびは】
・【鷽】が囀る。⇒【うそ】
・剣を【扣】えて清歌す。⇒【ひか】
…「扣」の読みは「コウ、ひか‐える、たた‐く」。熟語は、
【扣制】(コウセイ ) ひき止める。おさえとどめる。
【扣除】(コウジョ )=「控除」
・俗を斉え弊を【拯】い民嘉せざるなし。⇒【すく】
…「拯」の読みは「ジョウ、すく‐う」。熟語は、
【拯救】(ジョウキュウ ) すくいあげて助ける。『拯恤(ジョウジュツ)』
・王は兼金一百を【餽】るも受けず。〈孟子〉⇒【おく】
…「餽」の読みは「キ、おく‐る」。熟語は、
【餽歳】(キサイ ) 世話になった礼として年末におくり物をおくること。歳暮。
【餽遺】(キイ ) 食物や金品をおくること。
今朝の勉強は終わり。継続は力なり。
・【衵】姿の童女が現れた。⇒【あこめ】
…「衵」の読みは「ジツ、あこめ」。意味は「柔らかいふだん着。婦人のはだぎ」。熟語は、
【衵服】(ジップク ) 婦人のはだぎ。
・軈て学頭に【陞】せられた。⇒【のぼ】
…「陞」の読みは「ショウ、のぼ‐る」。熟語は、
【陞叙】(ショウジョ ) 官位・地位の等級をあげる。また、それがあがる。
・場末の往来はひどく【濘】っていた。⇒【ぬか】
…「濘」の読みは「ネイ、ぬか‐る」。熟語は、
【泥濘】(デイネイ ) 泥の深いぬかるみ。
・【備】にその由を告げる。⇒【つぶさ】
・愛用の【檋】を手入れする。⇒【かんじき】
・進退谷まって自ら【刎】ねる。⇒【は、くびは】
・【鷽】が囀る。⇒【うそ】
・剣を【扣】えて清歌す。⇒【ひか】
…「扣」の読みは「コウ、ひか‐える、たた‐く」。熟語は、
【扣制】(コウセイ ) ひき止める。おさえとどめる。
【扣除】(コウジョ )=「控除」
・俗を斉え弊を【拯】い民嘉せざるなし。⇒【すく】
…「拯」の読みは「ジョウ、すく‐う」。熟語は、
【拯救】(ジョウキュウ ) すくいあげて助ける。『拯恤(ジョウジュツ)』
・王は兼金一百を【餽】るも受けず。〈孟子〉⇒【おく】
…「餽」の読みは「キ、おく‐る」。熟語は、
【餽歳】(キサイ ) 世話になった礼として年末におくり物をおくること。歳暮。
【餽遺】(キイ ) 食物や金品をおくること。
今朝の勉強は終わり。継続は力なり。
2011年8月20日土曜日
【過去問】H23-1音読み18‐20
土曜の朝から心正して勉強です。
・馬草を【鎌取】す。
⇒【レンシュ】 「鎌」の読みは「レン、かま」。
・朝猿【甍棟】に響き、夜水帷薄に声す。
⇒【ボウトウ】 漢詩からの出題と思われます。
「甍」の読みは、「ボウ、モウ、いらか」。音読みの「ボウ」が問題ですね。他の熟語は、
【甍宇】(ボウウ ) かわらぶきの屋根。
・【匏瓜】の徒に懸かるを懼る。
⇒【ホウカ】=うりの一種。ひさご。
「匏」の読みは、「ホウ、ひさご」。音符「包」で何とか「ホウ」と読める。他の熟語は、
【匏土】(ホウド ) 楽器。▽「土」は、土でつくった楽器。
【匏繋】(ホウケイ ) 食べられないでぶらさがっているひさご。一か所につながれて、動けないことのたとえ。「匏繋不得従=匏繋従フヲ得ズ」〔陸游〕
今朝の勉強はこれまで。ご苦労様。
・馬草を【鎌取】す。
⇒【レンシュ】 「鎌」の読みは「レン、かま」。
・朝猿【甍棟】に響き、夜水帷薄に声す。
⇒【ボウトウ】 漢詩からの出題と思われます。
「甍」の読みは、「ボウ、モウ、いらか」。音読みの「ボウ」が問題ですね。他の熟語は、
【甍宇】(ボウウ ) かわらぶきの屋根。
・【匏瓜】の徒に懸かるを懼る。
⇒【ホウカ】=うりの一種。ひさご。
「匏」の読みは、「ホウ、ひさご」。音符「包」で何とか「ホウ」と読める。他の熟語は、
【匏土】(ホウド ) 楽器。▽「土」は、土でつくった楽器。
【匏繋】(ホウケイ ) 食べられないでぶらさがっているひさご。一か所につながれて、動けないことのたとえ。「匏繋不得従=匏繋従フヲ得ズ」〔陸游〕
今朝の勉強はこれまで。ご苦労様。
登録:
投稿 (Atom)