一昨日から風邪をひいて、喉が痛くなり熱が出ました。
今日は大分よくなりました。皆さんもご注意ください。
1.【瑇瑁】の簪を挿している。
⇒【タイマイ】=ウミガメ科の爬虫類の名。熱帯の海に生息。その甲羅は黒く、つやがあり、鼈甲(ベッコウ)と呼ばれ、装飾品の材料とした。[同義語]玳瑁・毒冒。
「瑇」「瑁」の両字とも、この熟語だけ記憶しておけばよいと思う。
2.すでに【擣碪】の音も絶えた。
⇒【トウチン】=きぬたをうつ。「擣砧」とも。
「擣」の読みは、「トウ、つ-く、う-つ」。「砧を擣(う)つ」「餅を擣(つ)く(=搗く)」
3.国の未来を謬らせる【荼毒】となる。
⇒【トドク】=非常に苦しめしいたげること。
「荼」の読みは、「ト、ダ、タ、にがな」。他の熟語は、
[荼毘]ダビ [仏教]①火葬。②僧侶の死のこと。
[荼炭]トタン 〈塗炭〉非常に苦しいこと。
4.園内の雑草を【芟除】する。
⇒【サンジョ・センジョ】=雑草などをかって除く。[同義語]刪除。
「芟」の読みは、「サン、セン、か-る」。
5.各地の反乱を悉く【戡定】した。
⇒【カンテイ】=戦争にかって平定する。
「戡」の読みは、「カン、か-つ」。他の熟語は、
[戡殄]カンテン 皆ごろしにする。絶滅。
今回も難しいですね。ゆっくりと楽しみながら身につけましょう。
2 件のコメント:
今晩は!
玳瑁の甲羅で作ったものをなぜ鼈甲(すっぽんの甲羅)
と云うのでしょうか?
江戸時代は贅沢禁止令が出ていたようで、
そのため玳瑁の甲羅で作ったものは、
贅沢品として庶民は購入出来なかったらしい。
そこで「これは鼈の甲羅で作ったもの」
(安物)と言うことにして流通させたものが、
いつの間にかこの名前の方が定着したものらしいです。
名前の由縁なかなか面白いですね!
それではまた!
へえ~
言葉のいわれというものは面白いですね。
一つ賢くなりました。
コメントを投稿