2011年12月28日水曜日

【漢詩漢文名言】兄弟 牆に鬩げども

疲れた時の寝る前の漢文です。

「兄弟 牆にげども 外 其の務りを御ぐ」

(読み)けいてい かきにせめげども そと そのあなどりをふせぐ
(意味)兄弟はたとい家の中で争っていても、外からの敵に対しては一致してそのあなどりを防がなければならない。
(出典)詩経

「牆」は垣根、「鬩ぐ」は争うことで、「牆に鬩ぐ」は垣根の中、つまり家の中で争う意。
「務り」は「侮り」に同じ。

四字熟語では、「兄弟鬩牆」(けいていげきしょう)ともいう。

「鬩」の読みは、「ゲキ、ケキ、せめ‐ぐ」。
意味は、「せめ―ぐ。かっとしてあらそう。子どものけんかのように互いにあらそう。」の意。
この文字の部首は「鬥」で、「たたかいがまえ・とうがまえ」という。
戦いに関する漢字が集められ、「門」に書きかえられる漢字がある。(漢字源)

どうやら眠くなってきました。今日はここまで。

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