2011年10月2日日曜日

【過去問】H22-1 訓読み21-25

月が替わり神無月となりました。神様が出かけているせいか(?)、少々寒いこの頃です。
さて今日の勉強です。

・小刀で竹を【刮】げる。
⇒【こそ】 「刮げる」=こすりけずる。そぎへずる。
「刮」の読みは、「カツ、けず‐る、こす‐る、こそ‐げる」。熟語は、
【刮目】(カツモク) 目をかっと見開いてよく見る。特に期待し、注意して見る。「士別三日、即更刮目相待=士別レテ三日ナラバ、即チ更メテ刮目シテアヒ待タン」〔三国志〕→ここから次の四字熟語が生まれる。
【刮目相待】(カツモクソウタイ) 人が著しく進歩・成長するのを待ち望むこと。また、今までとは違った見方で相手を見直すこと。

【礑】と思い当たった。
⇒【はた、はった】 「礑」の読みは、「トウ、はた‐と」。熟語は、特になし。

・亡母遺愛の【手匣】である。
⇒【てばこ】 「匣」の読みは、「コウ、はこ」。熟語は、
【剣匣】(ケンコウ) 剣を入れる箱。『剣箱(ケンソウ)
【鏡匣】(キョウコウ) 鏡を入れておくはこ。かがみばこ。『鏡奩(キョウレン)

【藜】の杖を常用している。
⇒【あかざ】 「藜」の読みは、「レイ、あかざ」。熟語は、
【藜杖】(レイジョウ) あかざの茎でつくったつえ。軽いので老人が用いた。
【藜羹】(レイコウ) あかざの葉の吸い物。粗末な食べ物とされる。

・薪を荒縄で【紮】げる。
⇒【から】=しばり束ねる。くくる。 「絡げる」とも。
「紮」の読みは、「サツ、から‐げる」。熟語は、
【結紮】(ケッサツ)  糸などで結ぶこと。特に、止血などのために血管などを縛って結ぶこと。
【紮営】(サツエイ)  軍隊がとどまる。

読めましたか。なかなか難しいですね。
今日はこれまで。ご苦労様でした。

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