2011年6月12日日曜日

【本】「市民科学者として生きる 」

漢字・日本語に関係なくて恐縮ですが、震災に関係する本です。
反原発を主張し続けた高木仁三郎氏が、亡くなる1年ほど前に病院のベッドで書いたものです。
自らの生涯を振り返り、大学を辞め、在野の一科学者・運動家として活動してきた記録になっています。
なぜ考えが反原発に進んだのかも書かれています。
お勧め度は書きませんが、震災関係で一読の価値ありです。

アマゾンの紹介では、
「市民科学者として生きる 」(岩波新書) 高木仁三郎(著)
「専門性を持った科学者が,狭いアカデミズムの枠を超え,市民の立場で行動することは可能なのか.長年にわたって核問題に取り組み,反原発運動に大きな影響を与えてきた著者が,自分史を振り返りつつ,自立した科学者として生きることの意味を問い,未来への希望に基づいた「市民の科学」のあり方を探る. 」
  • 新書: 260ページ

  • 出版社: 岩波書店 (1999/9/20)

  • 価格:861円


  • なお、高木氏は、1995年の論文で今回の震災の警告をすでに発していることに驚きます。
    核施設が通常兵器で攻撃されたり、飛行機が墜落したり、地震と津波に襲われたり、大火に襲われたりしたときの安全についてです。

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