2011年6月29日水曜日

【過去問】H23-1音読み

続きです。

・各地の銘酒に【品隲】を加える。
⇒【ヒンシツ】 品定めをすること。品評。
「隲」の読みは「シツ、のぼる」。広辞苑に次の項目がある。
【陰隲文】いんしつ‐ぶん (陰隲は、天帝がひそかに人間の行為をみて、禍福を下すこと) 明末にまとめられた道教の経典。善書の一種。明末から清代に普及。

・入り江に【蜑戸】が連綴する。
⇒【タンコ】 海人(あま)の住む家。漁戸。漁家。
「蜑」の読みは「タン、あま」。意味は①中国の南方に住む水上生活者の総称。②〔国〕あま。漁夫。また、特に、海にもぐって貝などをとることを職業とする女のこと。

・陛下の【軫念】あらせ給う所である。
⇒【シンネン】 〔国〕天子がきめ細かく心配されること。
「軫」の読みは「シン、よこぎ,いたむ」。ほかの熟語は、
【軫恤】(シンジュツ ) いたみあわれむ。
【軫憂】(シンユウ ) いたみうれえる。きめ細かく心配する。
【軫懐】(シンカイ)『軫念(シンネン)』 心に深く心配する。「出国門而軫懐兮=国門ヲ出デテ軫懐ス」〔楚辞〕

今日はここまで。もう眠いのじゃ・・・それじゃ。

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