餡餅を食べたところで、引き続き「竜」の漢検1級四字熟語を調べる。
【竜吟虎嘯】(りゅうぎんこしょう)
物事がそれぞれに呼応して起こること。物はそれぞれの類に従うというたとえ。
竜がなけば雲が起こり、虎(とら)がほえれば風が生じる意から。「竜」は「りょう」とも読む。「竜(りゅう)吟(ぎん)じ虎(とら)嘯(うそぶ)く」が書き下し文。
【竜虎相搏】(りゅうこそうはく)
竜と虎が戦うように、強い者同士が激しく戦うこと。
「竜虎(りゅうこ)相(あい)搏(う)つ」が書き下し文。
[類語]【竜攘虎搏】(りゅうじょうこはく)→「攘」ははらうこと。
【竜拿虎擲】(りゅうだこてき)→「拿」はつかむ、「擲」は投げうつこと。
【竜舟鷁首】(りゅうしゅうげきしゅ)
天子の乗る船。また一般に、船の美称。
「竜」は水神。「鷁」は想像上の水鳥の名。水神や風神を鎮めるために、船首に竜や鷁をえがいたり、その像をつけたりした。「竜」は「りょう」とも読む。
[類語]竜頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)、
【竜驤虎視】(りゅうじょうこし)
威勢のある者が世を睥睨(へいげい)して威圧するさま。
竜が勢いよく天に駆け上り、虎が眼光鋭くにらみつける意から。「驤」は躍りあがる。「りょうじょうこし」とも読む。
⇒「竜攘」と「竜驤」の使い方は要注意。それにしても竜の熟語は多いね。
日をおいてまた続けます。(参考)学研四字熟語辞典
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