2012年1月20日金曜日

今日は「臘日」(ろうじつ)

暦を見ていたら今日は「臘日」とあった。
「臘月」は聞いたことがあるが、「臘日」は聞いたことがなかった。

広辞苑では「一年の最終の日。おおみそか。」となっているが(これでは理屈に合わない)、ウイキペディアの説明が分かりやすい。

臘日(ろうにち、ろうじつ)とは、日本の暦に登場する注記の一つである。選日法はいくつかあるが、旧暦12月に来る。
「臘」とは「つなぎあわせる」という意味で、新年と旧年の境目となる旧暦12月のことを「臘月」ともいう。元々は「臘祭」という中国の習慣で、年末に神と祖先の祭祀を一緒に(=つなぎあわせて)行うというものであった。「臘」は「猟」に通じ、猟をして捕えた獣を祭壇に供えた。日本にはこの習慣は伝わらず、臘日は単なる暦注の一つとなっている。しかし、その吉凶には諸説あり、採用していない暦も多い。この日を年の暮れとして大祓を行うこともあり、そこから大晦日のことを臘日と呼ぶこともある。
⇒中国の風習では猟の獣を供えたというが、それは伝わらずに暦の大晦日だけ伝わっているというのが面白いですね。

また日の選定には、
「臘日の選日法には以下のものがある。
 ・小寒の後の2度目の辰の日
 ・大寒に最も近い辰の日
 ・大寒の後の最初の戌の日
 ・旧暦12月9日」

⇒たしかに今日は辰の日で最初の2つはぴったりになっていました。
この「臘」の熟語や言葉が多くあるのには少々驚いた。明日、取り上げて勉強するとしよう。

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