過去問の勉強は昨年12月20日以来の久しぶりです。今年も大幅な漢字力アップを目指すぞー!
11.周辺に【陪冢】数基を見る。
⇒【バイチョウ】=大きな古墳に近接してある小さい古墳。近親者や従者を葬ったと伝えるが、特定の副葬品のみを納めたものもある。
「冢」の読みは、「チョウ、つか」。他の熟語は、
[冢塋]チョウエイ 盛り土をした墓。墳墓。
[冢君]チョウクン 君主。大君。
[冢土]チョウド [冢社(チョウシャ)]土地の守護神。
[丘冢]キュウチョウ [丘墓(キュウボ)]丘のように小高く築いた墓。
[冢中枯骨](ちょうちゅうのここつ) 無能で何のとりえもないこと。※墓の中の白骨の意から。「冢」は墓、墓塚。「枯骨」は朽ち果てた骨。
12.下命を拝して【帷幄】に参ずる。
⇒【イアク】=たれ幕。戦場で、幕を張りめぐらし、作戦計画を立てる場所。
[帷幄に参ず](いあくにさんず) 軍事機密の相談に加わる。
「帷」の読みは、「イ、とばり」。周囲を取り巻いて垂らす幕。
「幄」の読みは、「アク、とばり」。上から屋根のようにおおったまく。
他の熟語等は、
[帷幄之臣](イアクのシン) 陣営にいて、作戦計画をたてる臣下。転じて、参謀。
【帷幄上奏】(いあく‐じょうそう) 明治憲法下、一般の国務外におかれた軍の指揮・統帥に関する事項について、統帥機関たる参謀総長(陸軍)・軍令部総長(海軍)が閣議を経ずに直接天皇に上奏すること。
【帷牆】(い‐しょう) ひきまくとかきね。近侍の臣妾をいう。
【帷牆の制】(いしょう‐の‐せい) 君主が近侍の臣妾のために牽制けんせいされること。
【帷を下す】(いをくだす) (帷を下ろして読書をする意から)塾を開いて教授する。
【経帷子】(きょう‐かたびら) 仏式で葬る時、死者に着せる着物。
【寒に帷子土用に布子】(かんにかたびらどようにぬのこ) 時節はずれの用のないもの。
⇒「帷幄」については、次の有名な言葉がある。
【籌を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す】(はかりごとをいあくのうちにめぐらし、かちをせんりのそとにけっす)
計略・計画の巧みなことのたとえ。戦術に対して、戦略がすぐれていること。
※「籌」は計略。「帷幄」は垂れ幕と引き幕のことから、幕を張りめぐらした本陣・本営の意。「千里の外」は遠く離れた場所。本陣の中で作戦を練り、遠くの戦場で勝利を決める意から。「籌策(ちゅうさく)を帷帳(いちょう)の中に運らし、勝ちを千里の外に決す」ともいう。
2 件のコメント:
臘月で思い出したことがあります。以前夫が、京都のお寺に行ったときに、朱印帳に臘月四日と書いていただきました。そこまで書くなら、年も干支で書いてくれたらいいのに、年は西暦も和暦もなしで、少しがっかりでした。
きょうは、異常なまでの大雪、自宅付近が多くて帰ってきたら50㎝~60㎝くらい有りビックリしました。明日も早起きをして、雪かきになりそうです。佐渡は、そんなに積もらないのかな?これ以上、積もらないことを祈ります!
コメントありがとうございます。
臘月四日と書いてくれたのなら和暦も書いてくれればいいのにケチですね。
それにしても、雪続きはいつまで続くんでしょうか。雪もいい加減にしてくれと言いたくなってきました。
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