2012年1月8日日曜日

「三国志」の故事成語 1

昨年から休日などに三国志のDVDをレンタルして見ている。
全95話、48巻に及ぶ超大作だが、本場中国ものだけに撮影も迫力があり、登場人物も皆魅力的で、ストーリーも三国志演義をベースに脚色して、とにかく抜群に面白い。見始めるとなかなか止められませんので注意が必要ですぞ。
そこで三国志に因んだ言葉をしばらくの間集めてみようと思います。まずは故事成語関係から。

「悪、小なりとて為す勿れ」
(読み)あく、しょうなりとてなすなかれ
(意味)悪事は、たとえそれがどんなに小さなことでも、してはならない。

出典の原文は「悪小なるを以て之を為す勿れ。善小なるを以て之を為さざる勿れ」。

「忌諱に触れる」
(読み)ききにふれる
(意味)相手がいやがる言動をして、ご機嫌を損なう。

※「忌諱」は慣用的に「きい」とも読み、忌み嫌うことで、相手のそれに触れることから。

「驥足を展ばす」
(読み)きそくをのばす
(意味)才能豊かな人が、その持てる才能を存分に発揮する。

※「驥足」は駿馬(しゅんめ)のすぐれた脚力の意から転じて、すぐれた才能のことで、その才能を思いっきり伸ばす意から。「驥足を展ぶ」ともいう。

「蛟竜、雲雨を得」
(読み)こうりょう、うんうをう
(意味)雌伏(しふく)していた英雄などが、その才能や実力を発揮する時機を得るたとえ。

※「蛟竜」は水中に棲む、まだ竜になっていない想像上の動物。それが雲雨に出あうと天に上って竜になるといわれることから、雌伏する英雄などにたとえる。
→ 荊州を奪い勢力を広げた劉備、関羽、張飛の3人について、呉の周瑜がこの言葉を述べたという。

⇒血沸き肉躍る三国志ですが、ここから多くの言葉が生まれていることに改めて驚いています。
(参考辞典)学研故事ことわざ辞典、成語林

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