2011年5月5日木曜日

世界人口70億人

 今日のヤフーニュース。
「国連は3日、「世界人口推計2010年改定版」を発表。世界人口は今年10月末に70億人に達し、90年後の2100年までには101億人になると予測した。現在の出生率が維持されると想定し、出生率の高いアフリカ39カ国、インドなどアジア9カ国が人口増に寄与すると推測している。(毎日新聞)」

 40年くらい前の私の中学のころは、ぼんやりした記憶では35億人くらいじゃなかったろうか。それが今じゃ70億人!なんと倍になっている。いやはや、人類の繁殖力はスゴイものである。人類は地球のゴキブリじゃないかと与太口を叩く(※)こともある。

人口といえば、「人口に膾炙(かいしゃ)する」という有名な言い方がある。意味は、
「《膾(なます)と炙(あぶりにく)とが、だれの口にもうまく感じられるところから》人々の話題に上ってもてはやされ、広く知れ渡る。」(大辞泉) とある。
二千年前の中国では膾(なます)と炙(あぶりにく)がうまいものの代表だったのかもしれないが、この現代ではそうとも思われず、膾炙の熟語が難しいこともあり、イマイチ人口に膾炙していない(?)表現になっているようで皮肉である。

※与太口を叩くという言葉は辞書には見当たらない。「口を叩く」はある。「与太」の場合には、「与太(よた)を飛ばす」と使うのが本来のようだ。意味は「でたらめを言う。ふざけてくだらないことを言う。よたる。」(大辞泉)とある。与太口を叩くという使い方はおかしいのか少々疑問に思っています。

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