2011年5月1日日曜日

ひめ

昨夜の世界フィギュアで安藤美姫が逆転優勝!よかった、よかった。
美姫の舞い終わりのポーズはいつも憂いを秘めて、オジサマにはジーンとくる。???

「姫」は「キ、ひめ」。
日本大百科全書では、「女性の美称で、彦(ひこ)の対。上代では単独で用いて女性一般を表したり、「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」のように下につけたりして用いられた。平安時代以後、貴人の娘をさしていうようになり、江戸時代の上方(かみがた)では遊女をさしたこともある。また、小さくてかわいらしく優しい感じであることを表す接頭語として、「ひめゆり」「ひめつばき」「ひめかがみ」などと用いられた。語源は「日女(ひめ)」で、「ひ」は美称とされる。」

「ひめ」の同訓異字には、
【媛】(エン) 美しい女性。女性の美称。「才媛」「淑媛」
【嬪】(ヒン) よめ。そばめ。「嬪娥」「妃嬪」 女性の美称。 (日本で)美しい女性。「別嬪」
がある。
「別嬪」は「別品」とも書き、「幕末から見られる語で、本来は特に優れた品物や人物を意味し、女性に限らず男性についてもいったが、その後、女性の容姿に限られるようになる。それに伴い、表記も「別嬪」が用いられるが、明治時代では、美人の意で「別嬪」も「別品」も見られ、作家によっても偏りがある。」( 日本国語大辞典)

はい、為になりましたね。

1 件のコメント:

Peko さんのコメント...

「別嬪」と「別品」では、かなり雰囲気が違う感じですね。「別嬪」の方が、本当の美人さんみたいです。
 ミキちゃんもキムヨナも、素晴らしい漢字の名前ですね。羨ましいな・・・平々凡々の名前の私です。(>_<)